レンタルオフィスのメリットはわかりやすいと思います。
月額・初期費用ともに安い
につきるのではないでしょうか。
なので、レンタルオフィスの利用をご検討の方のためにデメリットも挙げておこうと思います。先に言っておきますが全てのレンタルオフィスに当てはまるわけではないので、「入居しようとしているレンタルオフィスにこうしたデメリットは無いか」と確認する目的でご覧いただけますと幸いです。
防音性
個室型だとしても、一般のオフィスに比べればどうしても壁が薄くなります。
小声で話せば聞こえない程度だったりはしますが、特に個人情報などを取り扱う際は気をつけた方が良いでしょう。
日当たり
「普通のオフィスでも一緒じゃん」と思うかもしれませんが、普通のオフィスと違う点があります。
「窓からの距離が近い」部屋が多いことです。
陽射しが影響しやすくなります。所によっては冬の方が陽射しが入りやすい角度で暑くなるといったこともあります。ブラインドで防げないレベルで陽射しが入るような部屋もあるので気をつけましょう。
インターネット
インターネット完備と書かれているところが多いです。実際、インターネット使用料金を抑えられる点はメリットでしょう。
ただ、やけに遅い時間帯があったりします。確認したわけではありませんが、家庭用の回線を1本or2本設置して、それを各部屋に分岐させているように思います。(マンションタイプとはまた別の仕組みです)
なので、スタートアップのクラウドサービス事業者などが使おうと思うと厳しい可能性があります。
基本的に入居者がおらずとも回線は生きているはずなので、内覧の際にLANケーブルを持って行って作業させてもらって速度チェックするのもアリかもしれませんね。
固定電話
使わない企業も増えているかと思いますが、固定電話については基本的に有料のはずです。
また、光回線が来ている以上はひかり電話を使いたいところですが、先述のような光回線の状況であるため、使わせてもらえないケースもあります。
そうすると通常の加入電話かISDNを利用するしかなくなります。昔と違って電話加入権は不要ですが、高いのは高いです。基本料金もひかり電話500円に対し加入電話2,500円だったりしますので。(事務用と住宅用で料金が異なる)
レンタルオフィスは利用すべき?
デメリットだけ挙げましたが、やはり初期費用・月額料金を抑えられるのは魅力です。
特にまずはスモールスタートで、と思っているならレンタルオフィスがおすすめです。
但し上記のようなデメリットもあるため、1~2年で一般のオフィスを借りられるように事業拡大を図っていくのが良いかと考えます。退去費用もほとんどかからないケースが多いですし、短期利用には適しています。